牧野フライス製作所に対するニデックTOBについて
- 有限会社 織田
- 4月9日
- 読了時間: 2分
こんにちは。㈲織田の織田法彦です。
大変久しぶりのブログ投稿になりました。
情報発信という点では『X』の投稿は辛うじてやっているんですが、ブログはなかなか…
などと言い訳言ってすみません。出来る限り執筆増やしていければと思います。
今回は題名にもある通り、牧野フライス製作所に対するニデックのTOBについて感じることを書いてみました。
2024年の年末にポッと話が出てきたTOBですが、弊社のような下町の牧野ユーザーは全く知り得ない情報でした。
それ以前、ニデックがOKKやTAKIZAWAなどを買収している情報は知っていましたが、まさか…あの牧野フライス製作所が買収の対象になるとは思ってもいませんでした。
買収の話を聞いた際、牧野ユーザーとしては『修理サービスの質が下がっていくのかな』という印象を持ちました。
牧野さんのワイヤー放電加工機は他社よりも高精度という印象ですが、それは普段修理してくださる『牧野技術サービス』技術者の質が高いから実現している精度だと私は思っています。
質というのは修理する時の技術的な質だけではなく、機械を使ううえでの心構え、メンテナンス箇所の説明、機械構造の説明など機械を導入してマシンオペレーターになるうえで、ワンランク上のオペレーターに成長させてくれるのが牧野技術サービスの方々だと思っています。
そして、それが牧野の強みだと思っています。
この『ワンランク上のオペレーターになれる』という強みがニデックに買収されることによって薄れていく事が不安であり、どのように牧野のブランドを維持もしくは向上させるのかが気になるところです。
兎にも角にも、出来れば買収されずに終われば何よりなんですよね…。
まぁそんな事はありませんが笑。
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